夢ラン~笑顔×世界翔ける自転車~

これは21歳大学生が笑顔とともに世界一周する物語です

Day279⑴ マーブルカテドラル

12/8
Rio tranquiro→ペルドランド湖
57.21km
 

 
朝9時からツアー
…の予定だったが、多少の寝坊をして、慌ててすぐ側のツアー会社前に行くと、出港が30分以上遅れるのでキャンプ場に戻っていていいよと言われる。
 
慌てて出てきてご飯もトイレもろくにすませてなかったので、ゆっくりしていると、30分に奥さんが迎えに来た。
もう船出るか急いで!と猛ダッシュ
 
もう少し前に呼ぶとかなかったのかな?って思った
 
なんとか船に間に合った
息切れで今にも倒れそうな奥さんと体力の欠片も使っていない僕
…なんだか、この1年で自分が普通の人間で無くなり、化け物になったような、なんともいえない感情になったのをおぼえている
 
対岸で裕福そうなおば様たちのツアー集団を乗せて今度こそ、マーブルカテドラルへ向けて出発
 

 
ここは湖の侵食で石灰岩が溶けて作りだした地形
 

 
僕の拙い言葉で説明するよりも、写真を堪能して頂いた方が伝わるので、今回は写真集だと思って、アウストラル街道随一の観光地を楽しんでください
 

 
洞窟はさほど大きくないので手が届きます
 

 
昔繋がっていたんだろうか
 

 
こんな感じで
 
長年の侵食でとけて上下が分断したんだろう
 

 
船首に乗らせてもらった
なお近すぎたようで船は映っていない
 

 
ガイドさんのパフォーマンす
 
帰りの風による大荒れの水面で立っている体感の強さ。
おばちゃんにずっともてはやされてた。
 
 
ツアー後は何故か乗車地で下ろさせてもらえなくて、街のはずれからキャンプ場まで歩くことになった
 

 
ニワトリがお出迎え
ここでまた疲労と、物思いにふけり、ゆっくりしてしまったが、なんとか昼飯を食べて2時頃出発した。
 
ヨーロッパで頂いた2つのレインウェアを初めてのキャンプ場に寄付してきた。
あのレインはツーリングで使うには浸水し過ぎだし、アウストラル街道をはしりぬけることは出来なかった。
でも、観光くらいなら役立つ。
帰国後使う余地がないんだから、役立つように使ってもらおうと思っての決断だった。
 
嬉しそうな顔を見れて満足だ
 
既にツアー会社で働いていた奥さんに挨拶に行かなかったことを後々後悔した。
だって僕が初めての客だったんだから。
 
あの後Facebookのこのキャンプ場のページを見ると、たくさんの方が来訪していた。
僕を第一号として紹介してもらう写真撮りたいと言っていたのに、すっかり忘れていたことを後々後悔した。
 
【続く】