夢ラン~笑顔×世界翔ける自転車~

これは21歳大学生が笑顔とともに世界一周する物語です

Day41.Hell to Heven

4/13
 
絶景見たけど自転車が塩水に浸かりかつ、パニアバッグに穴を開けられ、気持ちプラマイゼロのこばたくです。
 

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Twelve Apostlesに戻ると…

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朝日で赤くなってゆく12の岩が!
 
早起きしてよかったー
 
 

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休憩してたら話しかけてくれたヘンリー一家。シドニーに住んでいて二週間後日本に来るんだとか!!
お父さんは日本語ペラペラ!
 
シドニー来たら泊めてくれるって!日本来るまでに間に合うかな。。1200km
入れ違いになりそう。。
 
国際入れ違いってすごいね笑笑
 
Load ard coagy
昔この岩で船が難破し生き残ったのは2人だけだったのだとか。
 

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ここ。僕の理想の海岸そのものである
 
こんな所で海水浴してみたいなぁとずっと思っていた。
 
こんなプライベートビーチに一緒に来たいなぁ 

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オーストラリアからきたセイモンとクリス
1ヶ月の旅行でヨーロッパニュージーランドオーストラリアを巡っているんだって。
 

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道中ですれ違ったピーター
パースから5000km旅をしている。
スーパーストロングおじいちゃんだ!!
 
西に20km進む間、断崖絶壁の絶景が続いた
 
Port Campbell
早起きして疲れていたのでファストフード店で、計画を立てようとしたが、この街ほとんど何も無い。
 
 
ただ綺麗な海岸とベンチがあったので

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昼飯
 
グレートオーシャンロード。ふと疲れた時にこんなところで休憩ができることが贅沢だと思う。
 

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Yyng一家。タイから観光できていた。お母さんが日本語を喋れて、英語と日本語でコミュニケーションをとるという、なんとも面白いことをした。
 
一家みんな僕に興味津々で、ひとりずつみんなと写真をとった。
 
別れ際にタイのカップラーメンをもらった。
トムヤンクン!久々に飲みたいなぁ😋
 
11:00についたのに、昼ごはんを食べ、出会う人と話し、freeWiFiの恩恵を授かったので久々に電話もでき、調べ物もでき…
 
超満足
 
…これが、悲惨な午後を生み出した
 
出発直前に宿泊地を探すとルート上だと72km先の獲得560m
 
現在14:30 日暮れは18:30
 
…これはやばいぞ
急いでスタート
 
砂漠を走りたいんじゃ!!
走っているあいだ、ずっと葛藤していた。
 
砂漠を走りたい
 
すれ違うサイクリストや日本で準備中に知り合った方々。それにネットの旅ブログを見ると、みな中央の砂漠を越えている。
 
僕の計画は東海岸で、砂漠は超えない予定だったが、たくさんの人と出会って思ったのだ。
 
一回死にかけたくない?
 
観光地ならば大人になってからも来れるだろう。でも自転車で砂漠を超えるなんて頭の悪いことはきっと今が最大のチャンスだろう。
 
超悩んだ。
 
考えながらもすすみ続ける
 
ひたすら真っ直ぐな道が多かった。あたりは真っ暗になったが残り20km。
疲れきっている隣を獣が通り過ぎる。その数5回。
大半はカンガルーだ。真っ暗の中目だけ光っているのが本当に怖い。
 
もっと怖いのは、足音がジャンプした生物でない時。本当になんだかわからないから怯えるしかない。
 
そう恐れ、くったくたになりながらついたキャンプ場は壊れた机と砂利道しかない。
テントを立てるスペースなどない。
それどころか
街頭ひとつない
 
超怯えていると獣が真横を通り過ぎた!
本気で涙がちょちょギレた
 
怖すぎ
 
もうひとつ先のキャンプ場まで行くことに。こんなとこ寝れないよ!!
 
しかし、大雨が降ってきた。そんな時にホテルの文字を見つけた。
 
もう諦めて入店して、宿泊できないか聞くと、
"ここはホテルじゃない"
とオーナーさん。
 
ここ、ハブだった。公衆居酒屋である
 
絶望した。
するとお客さんがとても話しかけてくれる。もちろんみんな酔っ払い。
 
何言っているかわからない。
だが、ビール飲む?と言われたことだけはわかった。
警戒していたが、断りきれず、警戒態勢で頂く。
 
めちゃんこ美味しい!!
 
ビールってこんなにうまいのか!!!
隣に座っていた体の逞しいおじさんの娘さん達と、カンガルーの真似をして遊んだ。
 

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彼女らはChrisとSaimon
7歳と4歳。お父さんと話しているところへコーラ飲みながら、一緒に遊ぼうと言いに来たり、ほんとに可愛かった。
 
居酒屋の皆さんとフットボール観戦
この時は完全にラグビーと勘違いしていて、何度も訂正された。
 フットボール。オーストラリアだけの国技なんだね!
 
よっている皆さんの言葉は本当に聞き取れなかった。しかも、ジョークを言いがちで本当に分からなかったが、コミュニケーションは取れるんだなぁと理解した。
 
しばらくすると、戻ってきたおじさんのひとりが
行くぞ!
 
と。
何となく車で乗せてってくれることはわかったが、どこに行くか分かっていなかったが自転車を預けて車に乗る。
 
おじさんはお酒を飲んでなかったようで、車の中で話して状況を理解した。
 
彼の名前はSteve。
家の人達が迎え入れてくれる準備が出来たので家に連れて言ってくれるのだと!
 
まじか!!
初のお泊まりだ!! 
 

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これ!!
 
ええええ!!!キングベッド!!!
 
右横のこの子

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RAYS!
メスの3歳!
 
スティーブの息子さんは嫌いでよってこないのに、僕にはすりすりしに来る!!
 
もう溺愛。
 
夕食も頂いてしまって

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ガールフレンドのGayleと旅行の話をしながら頂いた。10月にアフリカ行くんだって!
 
息子さんとテレビを見てのんびり過ごした。

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シャワーも貸していただき、トイレもWiFiも寝床もご飯も全て貸してくださった。
 
可愛いRAYSもいる。
 
なんなら外は嵐になっていた。
 
限界ナイトランからこんな天国に来れるとは。本当に僕は持っていると思う。
 
計画はきちんと立てて進まないといけないと反省した。
仮に立てていてもキャンプ場に泊まっていたら色々吹き飛んでいただろう。
 
Steveにはホントに感謝しかない。
 
ふこふこのベット。
爆睡であった
 
世界中の人たちの優しさに感謝
 
 
走行距離92.15km
総走行距離2612km