夢ラン~笑顔×世界翔ける自転車~

これは21歳大学生が笑顔とともに世界一周する物語です

Day99 warmshower

6/10
 
 

最近テントの中に小さいありがいる…
 
なんでだろうな。。
 
 
 
朝日が気持ちよくて食料が底をつきそうな状態のシンプルなご飯もよりおいしく感じた
 

オーナーさんはプールの点検をしていた。 
泳ぐの?と聞いたら、今は寒すぎといっていた。
 
オーナーさん、定期的に声をかけに来てくれた。
いいおじちゃんだ。
 
 
 
出発は遅めの九時過ぎになってしまった。
 
これからの予定を考えながら乗っていたらあっという間に時間が過ぎた。
悩んだ末にさらに良い計画を思いついたのでルート変更しようと思う。
また別のブログで説明します
 
 
我ながらいいルート変更!いいこと思いついた!と、喜んでいたら気づいたら70km進んでいた。
 
 
実に300kmぶりの街サリーナに到着!
ほんとに、何もなかったあああ!
 
 
お祝いにSUBWAYで昼ごはん。SUBWAYの匂い。僕はカナダを思い出す。
WiFi繋ぐたびにSUBWAYいってたあのカナダの日々が懐かしい
 
ちなみに日本でSUBWAY入ったことないです笑
 
 
 
残り35km!
昨日に比べれば全然余裕だ!お店でランチを食べても怠慢しないだけの自己制御もできるようになった。(昔はお店入ったら一日が終わってたw)
 
 

道の途中突然線路が現れる。サトウキビを運ぶための。
やはりスケールが日本とは桁違いだ
 
 
 
そして宿泊地マッカイに到着!
cOLESで買い出しを済ませて自転車に戻ってくると自転車の周りには大家族が!!

お父さんのNasreとその一家。フィリピン出身だが、働くためこの地へきた。
 
日本で一年間働いていたため日本のこととても詳しかった。僕の英語より日本語喋れていたのではないか笑
 
日本の話やお互いの話をした。
 
しかし、アジア系の英語は聞き取りやすい!
単語さえわかれば全て理解出来る!
 
なんなら分からなくても日本語で会話出来るし笑
 
楽しい時間でした。
 
 
 
信号待ちをしていると車で来た家族みんなにクラクションで激励されて恥ずかしかったけど温かさに溢れていた。
 
 
ぜひうち泊まってよ!
と言ってくれた。とても嬉しかった。本当に嬉しかったが、この日は久しぶりにお宅に泊まらせていただけることになっていたのだ。
 
(ジャーニーの投稿を見たら久々にwarmshowerを使いたくなって、見ていたら素晴らしい方を見つけた)
 
 

Peterのお宅
 
住所を確認しなくてもすぐわかった。
だって。。

めちゃくちゃチャリある!!
 
 
奥にも二台ほどあった
間違いない。 
 
この国で困ったことはインターホンがないということ。
しばし待つ。
 
 
と、奥にペーターを見つけた!
奥さんのJackiとも挨拶を交わして家の中へ

久しぶりのベッドだあああ(´;ω;`)
 
2人は既に料理の準備を始めてくれていた。
ジャスミンティーを頂きながらお話。手伝おうとしたら、準備は手伝わなくていいと言ってくれた。。
本当にこれだからホストの人達は優しすぎる(´;ω;`)
 
 
Peterはヨーロッパを一周したりしたすごいサイクリストなのだが、JACKEYもまた然り。
 
僕らとおなじ3月に同じニュージーランドを走り内陸部のダートを一ヶ月ツアーしていた。
 
部屋には家族写真とともに自転車関連のものがびっしり。
 
 
中でも僕が目を引いたのはパリブレストパリのメダルだ。
自転車にはブルベというロングツーリングイベントがある。200.300.400.600kmを制限時間以内に走るというもの
このパリブレストとは4年に1回フランスのみで開催される1200kmを走りきる、ブルベに出る人ならば誰もが憧れるイベントだ。
 
2011年のパリブレストに参加し、見事完走したメダルがあった。
 
目標に走っている人には出会ったことがあるが、実際に完走した人は初めてであった
 
なんなら2019のパリブレストにも参加するらしい。本当に強い
 
 
食べたことの無いフルーツも食べさせていただいた。
 
 
 ここマッカイは松浦市姉妹都市なのだとか。
どちらも自転車で訪れた都市がこうして繋がっていることに喜びを感じる。
帰ったら松浦市の人に話してみたい。
 
 
暗くなり、夕食が出来上がった頃外で焚き火をしながらディナーをいただく
昨年凄まじい突風がこのまっかいを襲い、その時に倒れてしまった木々をたいていたんだとか。

火は話の場を作ってくれると思う。
皆でを囲むだけで自然と話したくなるのだ。
その暖かさに動きたくならない。
 
 

Peterが作ってくれたディナーは人参のフランス風スープと、鳥のオーブン焼き
 
火とPeter夫妻の温かさに囲まれながらいただく絶品ディナーにはただ感嘆の声を上げることしか出来なかった。
 
 
それに最も嬉しかったことは、会話がほとんど全て聞き取れたこと。
自分はわからなかった単語があるとその意味を頭の中で模索する癖があり、そのせいでほかの言葉を聴き逃し、聞き取れないことが多かった。
理解出来るようになろうという強い意志のせいで、普段から気張っているせいだと思う。
 
しかし、この日は違った。
全ての単語をまとめて理解し、分からなかった単語は聞き直した。
 
火と、二人の温かさにを囲まれリラックスできていたのだろう。

お二人とも、本当にありがとうございました。
 
もう一泊させていただきまーす🤣
 
 
部屋に戻ると幸せに満たされたまま即寝てしまった。
実家を思い出す。そんな人達と実家にいる時のような夜を過ごした。
 
 
走行距離116km