夢ラン~笑顔×世界翔ける自転車~

これは21歳大学生が笑顔とともに世界一周する物語です

Day132 僕らの歌

7/14
Merida▶Trujillo
85km

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街のど真ん中のどでかい公園で

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わんちゃんがあそびに来た

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ごろにゃん♡
 
 
戯れてました。
 
 
からの二度寝
 
 
 
ポルトガルから時差あるんだったァ

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美味しそうでしょ?
 
煮たり焼いたりするだけのシンプルなものが1番美味しい気がする。
食材の美味しいこの国では。
 
SOTO様のストームブレーカーもガソリンに乗り換え。いつもお世話になっています。
 
 
朝ショッピングモールに戻って、携帯を奪取した件については、昨日のブログを読んでください。
 
 
 
 
今日目指すトルヒージョの街までは、南回りと来た周りの2ルートあった。
まこっちゃんと相談した結果、距離の10km短い北回りを目指す。

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この人達は誰なのだろう。町中にあった。
僕の予想は市議会議員。
 
 
街の西寄りの広場にドンッ!と現れたのは奇跡の水道橋(本当にそういう名前)
Aqueducto de los milagrosという。

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こんなにボロボロになっても残っていることが奇跡なのだろうか。
スケールはご覧の通りだ。
 
ここで出会ったのはクリストフとイザベル

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毎年スペインを歩いて旅をしていて今年で3年目。
ベルギーの夫婦で、話せる言葉はなんと6ヶ国語!
 
仕事を聞くと弁護士!
 
そして最後に僕らのために歌をプレゼントしてくださった。これは人生初めて。
クリストフは音楽教師なんだとか。でも、歌をプレゼントしてくれる先生なんて普通じゃないよね。感動しました。
 
その歌だが、職業を聞き直したくなるほどお上手。
 
イザベル。超スーパーウーマンだった。
 
 
 
 
 
 
随分話し込んでしまった。時間は14:30
僕の携帯騒動もあり、出発がとんでもなく遅くなってしまった。
 
慌てて進む。

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今日はこんな高野をひたすら進みます。
 
太陽さんはどうしても僕らのことが気になってしょうがないらしい。
四六時中僕らを見つめてくる。
 

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アップダウンを繰り返し、ひたすら直線が続く
道の収束しそうなはるか先を見てみると、地面がゆらゆらしている。

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蒸気?湯気?
アスファルトが熱々になっていることは間違いない。
 
本当に太陽くんは。。。
少しは我慢してくれてもいいのに。
 
 
30km進んで現れた最初の建物ガソリンスタンドが見えた。
登りが得意な僕はまこっちゃんを置いてきてしまったので、しばしまつ
 
 
しばし
 
 
しばし
 
 
しばし。。。。
 
 
 
 
待っても来ない
 
 
 
 
情熱の国スペインの情(灼)熱の太陽に焼かれそうだったので1報入れて日陰に避難。
 
 
さすがに心配になって連絡を入れた。
45分後に合流。
 
マジでミイラになったと思った。ぶっ倒れかけたらしい
こちらが干からびなかったミイラになります↓

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ぶっ倒れかけるのもわけもない。
というか、水分500mlも飲まないで灼熱の高原を登っている自分がおかしいのだ。
 
水分を飲まなくてもチャリに乗れてしまう体って、多分結構やばいんじゃないかと思う。
 
 
 
 
 
昼飯を食べてまた進む。

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自転車で風をきって進む。
 
ああそうだ。
僕らが好きなのは太陽くんじゃない。
そよ風くんだ。
 
ごめん!あなたとは友達でいたいんだ!
 
灼熱の太陽くんに別れを告げてぐんぐん下る。
 
 
 
 
 
下りが終わった頃には20:00
すっかり涼しい時間になった。太陽くんは僕らを諦めたようだ。
 
 
また違うやつを探すといいさ。
きっと君を受け入れてくれるやつだっている…
 
…はず?
 
 
涼しいそよ風くんを味方に平地をぐんぐん進む

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話しながらのチャリは時間があっという間にすぎる。お互いの将来論を語り合った
 
そうしてトルヒージョの街に到着。
暗くなる前に85km漕ぎきることが出来た。
 
スーパーは全て閉まっていたので、お菓子屋さんの冷えたコーラをいただく。
 
 
疲れた体にキンキンに冷えた炭酸を注入すると
 
ンンンンンッッックアアアアアアアアッッッッ!!!!
 
てなる笑
 
そのまますぐそばのホテルにチェックイン。
 
二人部屋。
少し奮発したとはいえ、綺麗すぎでしょ!
バスタオルで体をふけるって、なんて気持ちがいいんだ!! 
 
染み付いた浮浪者生活が過去の日常に幸せを感じさせてくれる。(浮浪者はいいぞ👅)
 
 
充電もでき、洗濯も済ませ、ベッドにダイブし、WiFiを繋いで、YouTubeにでてきたアニメのNARUTOに夢中になる。
 
 
 
最高しか言えないんだけど、つまり最高すぎるってことです(ボキャ)
 
 
 
そういえば夕食を食べていないことに気づいたのは23:30
近くの公園でパスタを作る。
 
夜の街を小さな子供を連れた家族がであるけるほど安全な街。
その瞬間最も治安を乱していたのは間違いなく僕らだった。
 
ごめんトルヒージョ。
道看板を見ながら、スペルどう読んでもとらじろうじゃんwwwwww
 
って笑い続けてごめんな。
 
 
帰ってNARUTOを見続けると、お目目がギンギンになりましたとさ。