夢ラン~笑顔×世界翔ける自転車~

これは21歳大学生が笑顔とともに世界一周する物語です

Day187 優しい民族

9/6
Harwich▶Haag▶Amsterdam
37km
 

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インスタで"デートしました!"という投稿をする人いますよね。
ツーショットを沢山載せてる人や、1枚目からツーショットを載せる人に対しては 
 
"あー今回もラブラブそーでいいですねー(棒)"
 
としか思いませんが、 
文章はデートしたことをほのめかすのにツーショットがないみたいな投稿する人もいるじゃないですか。
 
あれはすごく彼氏(彼女)見てみたくてモヤモヤするんだけど、これが9割以上。これはガッカリする。
 
だから、写真を複数枚載せた最後にツーショットを持ってくると
 
"おっまじか!こいつ見せおった!楽しそぉですねぇ((・∀・)ニヤニヤ)"
となってすごく気分が良くなる
 
たいき。見せてくれてありがとう。超おなかいっぱいです
 
 
 
 
 
スーパー開店と同時に離れて港へ。
 

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ハリッジついたよ。
 
 
パスポートをみせ、何も聞かれることなく通過。
入国はあんなに苦労したのにな。
 

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このフェリーの前で待つワクワク。すき。
 

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他にもチャリダーイカーが沢山いた。
"世界一周!?やべぇな!"というやり取りにもいい加減飽きてきた😅
 
ここで随分待たされた。
よく考えてみたら出発くじなのに7時半から来る必要なかったな。
食べ物も足りないし、スーパーで買ってくればよかった
 
後悔しながら寒いなか待つこと一時間。
いよいよ入船
 

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ここまですぐ行ける訳ではなく、一回立橋を渡った
そんな僅かな違いにも興奮する
 

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朝食も食べていなかったので昨日貰ったお手製のケーキを貰う。
自信満々だっただけあって本当に美味しかった。
 

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さよなら。イギリス。
イギリスは今回行けなかった北部まで行くとまた違った魅力がある。
本当に日本に似ていると思った。
 
なぜやる人がいないのかわからないほど、イギリスは自然と文化が多様に満ち溢れている。
時間出来たらぜひ、イギリス一周してください。
オススメですよ。
 
看板でぼーっとしたあとは船内で作業をしたり、動画を見ていた。
WiFi弱いのに妙に動画が見たくて時間を無駄にしてしまった
 
シャワーを浴びたかったのだが、受け付けに聞きに行くとないと言われてしまった。
この前のポーツマス行きの時はあったのに…
あるのはキャビンの中のみ。キャビンは乗船料よりも高い。
そんなの使える訳もなく、諦めた。
 
 
…しかし、下船20分前におばちゃんが"シャワー使っていいわよ"と声をかけてくれた。 
 

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夫婦はオランダから来ていて帰るところ。
オランダ人。入国する前から優しすぎるぞ…
 
シャワーもヘッドがとても大きくめちゃめちゃ気持ちよかった。
こんなホテルのような場所に入るのはいつぶりだろうと考えてしまった。
 

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ね、、寝たい…
 
まぁすぐ着いちゃったんですけどね
 
 
入国時に話したお姉さんは貰い物の自転車で仕事の休みを使ってオランダ旅に来ていた。
7日間の予定らしい。
入国審査をしている間に行ってしまって写真をとれなかった
 
入国は雑談をして終わりました。
初入国の時も思ったが、euの入国審査の甘さは半端ない笑
 

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走り出すといきなり驚いた
 

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自転車道がバカ広い。
しかもこの自転車道。全ての場所にある。
つまり自転車道のみを通ってオランダの至る場所へ行けるのだ。
すご過ぎないか?
 

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しかも超平地
 

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走り出してすぐ話しかけてくれたヨーハンはオランダのm2の大学院生。

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趣味はツーリングで旅をしていない時はトライアスロンの大会のためトレーニングをしているらしい。

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僕を見つけてとても喜んで、baatまでの道を案内してくれた。
ほんとに助かった。
なぜなら、入国してからスマホのSiMが使えなくなり、ネットワークに繋がらなかったのだ。
 

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ヨーハンのお気に入りサイクリングルートは海岸沿い
 

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パラサーフィン。自転車大国オランダと呼ばれるほどで、自転車ほど普及はしていないが、それでもこの数はすごい。
 
空がカラフルになって見ているだけで楽しかった。
 

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このように風を受けて、時には水面から数秒浮くほどジャンプできる。
 

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ヨーハンもgoproをセット
 
大学や自転車ツアーの話など、きりないほど話しました。
ポルトガルだけ走ったことがないからおすすめを教えてと言うので、北部を勧めた。
 
出会ったいろんな人の評価がいいのでね
 
20kmほど一緒に走ってお別れ。戻って行った。
入国したばかりとは思えないほど優しい人に出会って満足している。
 

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自転車専用の信号が必ずある
 

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駅の駐輪場はこの台数。
 
電車に乗ってオランダスタート地点のアムステルダムへ。乗ること一時間。
降りてみると大雨だった
 
中心の駅から家まで5kmほど。
ツール・ド・フランスのときを伊藤さん夫婦から頂いたポンチョを羽織って出陣。
 
カッパを出すのがめんどくさかったのと、黄色で目立つからこれを着たのだが、これはなかなかいい。
手軽で簡単に脱げるし、小雨ならこれが一番だ。
…風の影響を半端なくウケるけどね
 
自転車道を走り抜け家周辺についてから気づいた
 
"電波がない"
 
到着したことを連絡するための手段がない。
そのうえGoogleマップの示す場所が番地と少しズレていた
密集する住宅街の前でこれは致命的  
 
電波がないのでSkypeで電話することも出来ない。
 
 
 
途方に暮れること30分
 
自転車できた一人の男性が
"ナタリアを探している?"
 と声をかけてくれた。
 
僕はとびきり驚いた。だってその名前は僕が泊めてもらうホストの方の名前だったから。
 
 

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無事出会うことが出来ました。
 
ナタリアは彼氏のふたりと犬の
 

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シュシュカと暮らしている。
メールを送った時に驚いたのだが、今年の4月から3週間日本で自転車ツアーをしていたんだと。
 
東京から神戸・香川から愛媛まで。
帰りは観光して。だから旅をしてない日本人だってわからないような観光地を沢山知っている。
 
もう日本人より日本人
壁に京都で買ったという富山と書いたレトロな壁紙には驚いた。
 
だって文字が"新らしい"って書いてあるんだよ?
一体いつの時代だよ!?
 
たくさん話してトマトスープとパンを頂いて、日本のおすすめの場所とか色々教えて。
自転車ツアーについて語り合いました。
 
シャワーと洗濯機も借りて超ありがたやー。
 
最後に僕が大好きなシュシュカの写真を貼って終わりにします

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