夢ラン~笑顔×世界翔ける自転車~

これは21歳大学生が笑顔とともに世界一周する物語です

Day216 スイスアルプス越え

10/6
Täsch▶visp▶simplon▶domodossola
110km
 

 
《ヨーロッパの危険⚠》
ヨーロッパにはそれはそれは迷惑な雑草が生えています。

 
こいつの名前は痛い痛い草
そう。僕が命名しました※知らないww
 
こいつの脅威は刺さってから痛みが長時間続くこと。
初めて刺された時はアブに刺されたかと思いました。それほど痛い!!
※フランスでハンバーガーを作った野宿参照
 
子供はどうやってこいつから逃れているんだろう。
泣いて帰るではすまないほど痛いよ…
 
特にスペイン・フランスの夏には多く繁殖していました。
 
皆さんもヨーロッパに来る際は気をつけてください
 

 
朝から標高を下げていく
 
あっという間にヴィスプまで下った。
あまり気分が晴れなかったが、シンプロン峠の麓までもあっさり到着。
 

 
 
特に観光する気もないので脇目も降らず登坂にかかる。
これがラストのアルプス超え

 
 
シンプロン峠の始まりだ
初めのこの看板があるまでの狭い川沿いの道が一番斜度がえぐかった。

 
上からの景色
 

 
ショーンがいっぱい
 

 
綺麗に半分に色が別れた
 

 
羊(?)
も沢山見つめてくる
 

 
斜度がえぐいということはみるみるうちに街が小さくなるものだ
 

 
途中綺麗な水道付き休憩ベンチがあった。
ここを上る人達にとってはオアシスと言ってもいいだろう。
そのオアシスに寄らないフルパッキングチャリダーはなんて馬鹿なんだろう※私のこと
 

 
下は足がすくみそうな断崖絶壁
しかしここの谷を通れば斜度えぐくないのでは?と考えてしまうのはきっと僕だけではないだろう。
特に苦労して昇るチャリダーにとっては
 

 
らくして昇るチャリダーもいた。
なぜ空身のちゃりに電気エンジンが着いているのに、計70kgの荷物のチャリに何もついていないんだ。
 
ムキになって本気で回したが、あっさり抜かれてガッカリした。
なおお話したおばあちゃんは60超えてた模様
 

 
なんでここをチャリで登るの?と聞くと、さぁね。。と。
なんなんだ。気になる笑
 

 
昼休憩
パンのチョコバナナサンドはお気に入り。
めちゃくちゃエネルギーゲットできるって、言わなくてもわかるよね笑
 

 
なだらかな舗装された道
 

 

 
立派な橋
 

 
サイド斜度が上がり、小さな民家の脇を抜けていく
 

 
残り10km切ったぞ
 

 
そこからはつまらないくせに車がビュンビュン通るもんだから全く気が抜けないトンネルをひたすら走り続けた
 

 
最後トンネルを抜けラストスパートすれば
 

 
シンプロン峠のてっぺんに到着だ!
 
申し訳ないんだけど、はっきりいって余裕だった。
峠のつらさは強度しだいだと4回アルプスを登って身にしみてわかった
 

 
体は余裕だったものの気温はゲロ低い
3度と表示があったが、実際は風邪が吹き荒れ、そんなものではなかったと思う。
半袖短パンでここまで登ってきた自分がどうかしていたと、我に返った
 

 
峠のさらに上にあったモニュメント
歩いて登った
 

少し上はもう雲だ
 

 
寒くて止まっていられない。
トイレで完全に冷え切ったからだを温めるという荒業をとり、少し温まってからダウンを着てダウンヒルを始める。
 
ダウンだけに
 
 

 
くだらないって言わないで(懇願)
 

 
みるみる下る。寒い
 

 
20km下ると久々のちゃんとした国境の看板!
ヨーロッパ最後の国イタリアに入国だ!
 
降りきってから体が妙に重いと思ったら、100kmを超えていた。
アルプス超えてそれはさすがに疲れるわ
 
 
この看板を超えてから頭の中は完全にピザ1色
ピザの歌を歌いながらピザパワーでドモドッソラまで漕ぎきる
 
《ピッザーピッザピッザー》
と繰り返すだけなんだけどね。小学生か。

 
そして着いた!ドモドッソラのスーパーで物価の安い買い出し!
感動してつい買いすぎちゃうよね!
イタリアビールを購入
 
これが一件目に行ったピザ屋だが、お高めで億劫になり、リーズナブルで人気そうなお店を探すことに
 
評価はピカイチだよ
 

 
そこで頼んだおすすめのピザは本当に…
ハムオリーブアンチョビだったかな。。
 
もう感動しすぎて何も言えなかった。
 
 
 
真っ暗になってから探した野宿場所はいい場所は選べなかった。
ほとんど人が来ないような場所だが、道から見えるし、何よりわん公がうるさすぎた
 
近隣の仲良し集団なのか知らないが、どいつかが吠えると周りの奴らがみな返事をする。
うるさくて叶わなかった