夢ラン~笑顔×世界翔ける自転車~

これは21歳大学生が笑顔とともに世界一周する物語です

Day222 濃密30h

 

10/12
Madrid▶*⋆✈︎▶ホルヘチャペス国際空港▶リマ
 
 
 
 
長らく過ごしたヨーロッパを離れた時、天気は雨だった。
あの到着した日の鮮やかな青とはあまりに対照的でエモくなる
 

 
しかしさすがは飛行機。
そんなことを考えながらぼーっとしながら車窓を眺めて離陸して、みるみるうちに景色が変わる
 

 
こんな雲海から
 

 
沈み掛けの太陽に正面の見がてらされた鮮やかな色のエンジン。
 
そして地平線を眺めれば、地球が丸いということを実感せずにはいられない。
なんて幻想的なんだろう
 

 
そしてトランジットのマドリッドへ。これで三回目だ。
あの日見えた岩の大地は夜でもう見えない。
しかし僕の経験という記憶の中には、あの到着した日の台地の感動が鮮明に残っており、ある方向をバーガーキングの窓から眺めながらぼーっとしていた
 

 
そして離陸
 

 
また下界は雨だ。
さらば。ヨーロッパ
 
飛行機は4時まで遅れたブログを書いて、眠くなったら寝てを繰り返していた。
問題がトイレ
ずっと夜を走るもんだから隣の夫婦はずっと寝ている。
寝ているところ起こすのも申し訳ないので二人同時に起きるタイミングを逃さないしかなかった
 
機内食のチキンは美味しかったが、そのデザートが大量の生クリームだったことがよく分からない。
 
 
朝食のパンを食べ、数ヶ月ぶりにブログが追いつき、ご満悦の頃飛行機が予定より30分早く到着した。
 
まだ暗かったので驚いた
 
 
到着して降りる時
 

 
画面がこうなっているのを見て気分が激しく高揚した
 
盗難ばかりに気持ちが向いていた。でも違う。
そうだ。僕はこんな景色を見るために来ているんだ。って
 
 
入国は実にあっさり終わった。入国カードも書かなかったんだけどいいのか?
そういえばヨーロッパ入国も書かなかったと思い出す
 
荷物引き取り
いくらいい飛行機会社を選んだとは言っても、従業員は現地人
不安が募っていた
 
サイドバッグはあとの方にやってきたが、自転車がやってこない
 
忘れられたようなバッグがひとつだけ流れる状態になり、もうこれ以上何も流れないとなり、自転車ないじゃん!と、動揺した
 
と、そのとき
 
二つ隣の受け取りベルトコンベアの隣の従業員が巨大ラッピングの塊を運んでいることを発見
 
慌てていくとチャリだった
まさか、こんな国できちんと大型荷物として取り扱ってくれるとは感動である
おかげで気づかなかったのだが…笑
 
飛行場に入り、組み立てという時気づいた
 

 
…ん?
 

 
……ん?

 
 

 
んん……
 

 
ところどころ飛び出している
 
巻が甘かったと思ったが、角はプチプチを5重程に重ねていた。
案の定そのプチプチを突破っていた
 
ビニールだけの梱包は難があるというのが感想
できれば、ダンボールに入れた方が良い
 
それと、プチプチが足りなくなった部分にペットボトルをガムテープで結びつけて補強したのだが、これは良い
全く傷ついていなかった。
 
今度も試してみようと思う
 
 
肝心の自転車だけど、全く壊れても曲がってもいなかった。 
恐らく、この国に到着した時に突き破ったんだろうなと思う
 

 
6時半辺りはまだくらい
 

 
 
 
本当に飛行場前のタクシー運転手さんはいい人が多く、とても好きになりました
 

 
そして記念写真に良い看板を見つけたので、とってスタート
 

 
この歩道で取ろうとしたら補導された
おもしろーいっていってー(真顔)
 
ここから実に濃かった
まず、タクシーのおっちゃんに教えてもらったSiMの売っている店までまっすぐ行ける道が三車線なのだが、運転の荒いこと荒いこと。
 
写真なんてまず取れません
というか防犯面も怖いので出せません。
 
ウインカーなしでバンバン曲がってくるし、バスは急に止まるし…
いやぁ。マジでこの国、気抜いたら死ぬなって思いました
 
今までの国には見なかった衝撃を受けた
 

 
ゴミの山
大量のゴミをここで放出したかのような捨て方。こんなとこがゴロゴロある。
日本は愚か、今まで走ってきた国では考えられないことだ
 
そして言われたmetroというショッピングモールになんとかたどり着いた。
警備員もいるし、15分くらいなら行けるだろう。と、自転車を置いて行こうとしたら止められた
 
そのチャリ盗まれるぞ。と。
そして私達は常にみはっていられない。と。
 
いや、なんでやねん!
なんなら僕がスペイン語全くわからないから他の人を呼んできて、ついには三人係で話を聞いてくれるハメに
 
そんな人割けるなら一人くらいみはっててくれよ!と思ったが、ぐっと堪える
 
簡単にコンタクトとっているように見えるが、さっっぱり分からなかった
 
まず、スペイン語全くわからない。
それにやらかしすぎたのだが、飛行機でデータ整理をしていた時に消したデータがどうやらダウンロードデータだったらしく、オフラインで使える
 
・MAPアプリ 
が使えない
 
飛行場にSiM売り場がないという珍しい空港だったためしむも持っていない。
 
警備のおばちゃんがGoogle翻訳で見せてくれたものによると、ペルーは自転車ごと中に持って行けるらしい
 
なぁんだ!と、喜んで店内に持ち込むと、中の警備員さんが
”自転車持ち込んじゃダメだよ”
 
 
 
なんやねん!!!
 
 
 
もう一度外のおばちゃんに話を聞くと、この中にSiMは売っていない
モビスターはここから1分ほど戻ったところにあるという
 
 
早くいえよ
 
 
まぁ何も言葉わからず来たんだから仕方ない
で、戻ってみると、一向にお店は見つからない
 
イライラしながらみつからねぇ!と、同じ道をもどると
 

 
おばさん言ってたのまさかこれか!?
SiM買いたいって言ったじゃん!!
 
ここから完全に路頭に迷うことに
地図も翻訳もなかったらどこに街があるかもわからない
しかも後々気づいたのだが、タクシー運転手に真っ直ぐ行けば街に着くと言われた道、まっすぐ行ったら海だった
 
完全に路頭に迷った時に見つけた
 

 
我らの味方バーガーキング
 
案の定WiFiも使わせてもらうことが出来、ここでやっとこさ地図と翻訳、情報を手にした
 
有名な日本人宿があると言うのでとりあえずアポを撮って今日はそこに泊まることに
 

 
街中には自転車道がある。
ここだけ日本より進んでて笑った
 

 
交差点
混沌という言葉が良く似合う
 

 
運転はすごく雑
ウインカーなんて当然のように出さないし、街中はクラクションの音ばかり
これだけ鳴り響いていると逆にビビらないのでありがたいが
 
 

 
旧市街地のど真ん中の広場
 

 
これ世界遺産だったらしい
 

 
ここから宿は7キロも離れていた
ひときわ目を引いたのがこのスラム街
初めて見た。格差が大きいこの街故だろう
 

 
ほこてんを歩いて渡る
カメラ出しっぱなしで来てしまったが、貴重品バッグを開けるのも怖かったのでひたすら牽制して急いで通り抜ける
 

 
スラムの横を走る
 
この先治安が悪かったので写真を撮っていないが、まさに混沌だった
 
お宿桜子
これが日本人宿
やっと着いて、お出迎えしてもらった人が日本語を喋れた時は実にほっとした
実家に帰ってきたような気分
 
オーナーのナツキさんが帰ってきてからチェックインを済ませておすすめのレストランへ
 

 
これ、¥400
うそでしょ?ペルーのチャーハン安くてうますぎ!
1番安いのは¥200ちょっとで食べられます
 

 
お宿桜子から徒歩5分
超オススメです
 
今日は長いし濃いし、疲れた…
明日から数日間情報収集するぞ!