夢ラン~笑顔×世界翔ける自転車~

これは21歳大学生が笑顔とともに世界一周する物語です

Day250(1) 全財産30円

11/9
Lapaz→デスロード→Lapaz
 
夢かと疑いたくなるような朝
だって所持金は30円 。手元に下ろせるクレカはない
そう。つまり、ガチもんの一文無し。
 
金を振り込んでもらったとしても下ろせない。このままではマジで死ぬコースなのだ
 
本当に金が下ろせなかったら、餓死するまでの間に誰かに航空券を買ってもらい帰る。
本当にそれしか選択肢はなかった。
 
心臓バクバクで引き下ろし手数料無料の銀行BNBへ行ってみると、
 
カードを入れ、暗証番号を打ち、金額入力して緊張の瞬間…
 
 
ジャラララララ
 
お金を数える音がした!
 

 
お金下ろせたぞぉぉ!!
この喜びを分かち合いたい…金を下ろせてこんなに喜んだやついるだろうか
…というか、昨日下ろせなかったものが今日下ろせた理由は不明
 
金がおろせればたびは続けられる!
とは言ってももう帰国までの時間は本当に限られている
そのままの足でツアー会社へ
 
何件か回って、一番安いところが一番日本人の感想の書いた色紙が多かったので、迷わずそこにした
 

 
All transportというところ
後々調べたら、日本人で一番オススメらしい
けど、安いからと決めた理由は、やしまるさんが来た時750bsが一番安いと仰っていたので、その値段で即決したのだが…!
 
よく考えたら僕が予約したのは一泊二日だった。やしまるさんは2泊3日
しまった。。もっと聞けばよかった…
 
2泊3日で750bsの所もあるらしいので、行った方はぜひ探してみてください
ツアー会社は同じとおりに固まってます
 
どんなにメンタルボコボコでも、やはり時間はない。午後でも無駄にする訳には行かないので、急ぎホテルに戻って準備して向かったのは、
 
Terminal Provincial Minasa Yungas
公共交通機関 • バスステーション
ge0://oONXCX_TSf/Terminal_Provincial_Minasa_Yungas
 
このバス停
ここからデスロード始点Cumbre行きのバスが出ていると、ホテルのオーナーさんに教えて頂いた。
 
行先は皆叫んでいるが、だれもCumbreとは言わないので不安になったが、聞いてみると一人目から行くらしい。
 

 
天井にチャリがくくりつけられる
 

 
不安だったので乗客にコンブレ行くの?と聞いてみたが、大丈夫らしい。
 
乗合バスは人数が集まるまで出ないのだが、僕が最後の一人だったので即発
値段は乗車賃Bs30と自転車Bs10のBS40
600円くらい

 
途中の街で昼飯買いだし。
どうやら随分距離があるらしい
 

 
標高をぐんぐんあげていく
 

   
そして 4700m
降りるのは僕だけ?と思ったら

 
マジで何も無いばしょだった。
このカモメのような山鳥(?)が群がっているあたりカオスさを感じる。そりゃこんな場所目的地のバスはねぇわ…
 
ここはただの通過地点なのでバスはそのまま行ってしまった
 
Laguna estrellani横

 
綺麗。なお超寒い
ここがデスロードツアーの起点で、ツアーではバスが着いたら朝食と書いてあったのでレストランがあるのかと思っていたが、マジで何も無い
 
仕方ないのでバッグを荷台にくくりつけ、もう降り始める
 

 
霧がでててすごく寒かったし、もう靴や服が濡れた。
ツアーの感想文ブログにもそう書いてあったし、常にキリが出ている場所なのかもしれない

 
Unduaviの分岐。
しかしこの分岐の右側の道はデスロードに繋がっていないのでそのまま道沿いを進む。
までの途中の道のりでGoProの
ここにレストランがあるのかと思っていたが、ここにはなかった。
とここまで下ってくる途中にはあったのに、ただミスったと後悔
 
ここから先は登りもあった。絶対ツアーのコースじゃない。 
道もガタガタ。途中でチャック式のバックパックが勝手に開き、落ちたGoProのマウントが割れてしまった 
 
本当についてない。と、いろいろいらいらした
 
きりも濃くなり、入口Chuspipataに到着
 

 
ここからダート
始めだけエグい石の連続だった
  

 
ご覧の霧
何も見えない。

 
Chuspipata
街かと思ったら何も無い。こうして無補給でデスロードを下ることが決まった

 

 
序盤が1番きりが濃かった
 

 
路面は1/4ほどひどい岩がゴロゴロした場所があり、酷く跳ねる
それ以外は割と平らで走りやすかった
 
たしかに、道のすぐしたは崖でご覧の有様だが、道幅は十分にあるので、落ちないと思う。
僕なんて全然スリルなかったので、途中から崖側を下っていた
 

 
そして悲劇は起きる
この看板の写真を撮った時にきづいた
 
スマホ。ないじゃん”
 
 
【続く】