夢ラン~笑顔×世界翔ける自転車~

これは21歳大学生が笑顔とともに世界一周する物語です

Day250(2) デスロードマスタング

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【続き】
 
スマホがないことに気づいた僕
 
どう探してもない。記憶にあるのは、Chuspipataでルート確認したあとバッグに入れたことのみ。これが最後
 
記憶を辿ると、やけに大きな石が勢いよく崖に落ちていったことを思い出した
 
タイヤで弾いた石にしては大きく、よく弾けたな。と思ったが、あれはスマホだったのだろう。
 
そして極めつけはバッグの向き
左側だけ開く形状をしていた
 
そして左側は崖
 
色々考えながら、まずダッシュして3km程戻って探したがなく。
チャリが心配だったのでまた戻り、また探す
今度は崖の下も探したがなく。
 
途中一台とおりかかったランクルに聞くもなく。
 
仕方ないので装備を全て持って、途中に落としたにかけて8km下ってきた死の道のダートを全て登った
 

 
そしてスタート地点へ
 
はい。ありませんでした
 

 
同じ道を下る
 

 
また落としたと思われるがけに戻ってきた
 

 
しかもここだけひどい崖なのだ
 

 
こんな。
ほかの場所で落ちていれば見つかったかもしれないのに…何故…
 
もう一度今度はさらに降りたが見つからず。
 
諦めることにした。
本当についていない。
死ぬほど悔しくて、叫んだ
 

 
 

 
これが落ちたがけ。
恐らく300mはある。
ため息しか出ない

 
時間はもう5:00を回っていた。
帰りのバスを考えると本当にやばい。
というか、バスはあるのだろうか。この日帰れるのだろうか。という不安ばかり募った
 

 
それでも進むしかない

 
最後のツアーバスを下りながら見送った
こいつらはスマホを無くしてないんだろうなとしか思えない

 
墓標がいっぱいある
 
僕も本当に死ぬことになるとは

 
ここでツアー終わりか?とおもったら

 
ただのカフェと休憩所だった。
当然こんな時間に誰もいないので写真だけ
 
タイマーを待つ10秒でスマホのことを思い出し、ご覧の表情
 

 
記念碑もあった
 

 
この滝は
 

 
道に降り注いでいる!?
さすがデスロード。
僕的最高に綺麗だった場所。デスロードのお気に入り
 

 
走ってる写真も撮ればよかったな
 

 
下りは終わらないが、街が見えた!
あとから分かったのだが、この街はCoroicoだった。
スマホがないがためにこの後もやらかすことになる
 

 
もうひとつあった
 
そしてまだ崖沿いを、沈み掛けの太陽を見ながら全速力で下る。 犬が追いかけてこようがお構い無し。
横に来たら蹴り飛ばすだけだし、しばらくすりゃ着いてこれないし
 
そうして日暮れ直前に着いたのがダートの最終地点Yolocita
写真はないが、ツアーで最後に浴びられると書いてあったシャワーがあった。
 
もう急いで帰らないといけないので、ラパス行きのバスがないか聞いたが、ここにはないのでコロイコまで行くしかないらしい
 
急いでコロイコに向かうが、道がわからなくなる
中通り掛かったバスに道を聞くと、のる?と言われた
ダウンヒルのゴールは終わったわけだし、登る?と聞いたら登るらしいので即決乗車
 
これが15kmひどいダートの上りだった
これは乗らなかったら死んでいた。
このたびもっとも有意義な10bsだった
 
バスの中で日暮れを見た
 
そして真っ暗になってついたコロイコ
 
到着してすぐ、ラパスと叫ぶバスを見つけたので乗ろうとしたが、いっぱいで乗れないと言われてしまった
 
お腹がすきすぎておかしくなりそうだったので、ご飯屋さんを探しに中央広場を1周
 

15bsでご飯・巨大チキン・ポテト
全力で話すスペイン語がツボったのかずっと笑っていた。かつ、
大盛り!大盛り!と頼んだら、本当にすごい量にしてくれた
 
ありがたやー
 
その他にもフランクフルトや、ボリビア名物の野菜や鳥のゆで物を包んだ餃子のような形をしたパン(名前忘れてしまった…)を食べながら待つ
 
1時間もまった
人も行列になり、タイミングも悪かったみたい
でも一番前だったので次来たバスに乗れた
抜かされないかめちゃくちゃ心配だったし、後ろの人も乗せろとおしよせてくるが、中国人のように順番は抜かさないのでいい人達だなぁと思った
 

 
バス乗り場
スマホがないのでわからなかったが、ここ何も無い 
人に聞いてバス乗り場を探さないとわからなかった 
広場の一角にある
 

 
中央広場
 
そしてダートで揺られること三時間半
ラパスに到着
運転席後ろの席に座っていたのだが、その正面に座らせて。と、お姉さんが来たのでほんとに狭かった。
椅子出ないところに座ってまでも乗る精神が凄い
 
バスの中は割と寝れなかった
あまりについてなくて、その事ばかり考えていた
 

 
ラパスの来た時のバス停へ
 

 
このラパスの街並みの夜景妙に心が落ち着いた
夢ラン出発前は海外の夜の街並みを1人でブラ付きないなぁとか考えていた
そのせいだな
 

 
ホテルに戻ってきたのは12:00すぎ
カメラを見るとバッテリーパックが割れていた。
この日壊したもの、失くしたもの
 
スマホ  
・GoProの3脚
・買って24h満たずのカメラのバッテリーパック
 
信じられないほどついてないな
 
明日はツアーの写真撮りたいし、ツアーの準備もしなきゃ行けないし…
 
壊れた道具を治して、それに苦戦して
寝たのは3時過ぎだった