夢ラン~笑顔×世界翔ける自転車~

これは21歳大学生が笑顔とともに世界一周する物語です

Day253 絶望・限界・トドメ

11/12
Lapaz→challapata
8km

 
昼には出るぞ!
と意気込んで、またラパスの秋葉へ向かう
 
実はカメラ屋が昨日やっていなかった 
まだカメラの予備バッテリーを変えておらず、かつ数日前に言った時は在庫切れだったのだ
 
それとスマホのケース
 
カメラ屋は初め開いていなかった。
とりあえず近くで財布などを買いながら時間つぶし
11:00にカメラ屋が開くとおばちゃんがいた
 
250bsで売ってくれると言っていたのに、家に置いてきたらしい。
探すと偶然店内にあったが、在庫が少ないから300bsと言われた
 
おいふざけんな約束違うだろ(💢^ω^)
と言ったら、あなたアミーゴ(友達)だから、と、280bsにしてくれた
 
いや、そもそも初めは250って言ったんだからな。
都合よく友達
初対面でも友達
 
なんでも都合よく友達を使うスペイン語は本心とっても嫌いだ
   
 
 
その後スマホのケースを安いところで買って、やっとこの街の用事が全て終わった所で事件は起きた
 
お祝いにケーキを買おうと思ったら財布がない
うそだろ。
もう慌て慣れてたけど、慌てた
 
つい5ふんまえにスマホケースやで金を使ったばかり。
ケーキ屋まで歩く間、やっと揃ったスマホを守ることに意識が向いていた。チャック付きのケースに入れよう。と。
 
その間にスられたか、落としたか。
スマホ屋に置いてきたか。
 
分からない。でも誰に聞いてもスマホ屋まで戻って聞いてもどこにもない  
 
そりゃそうだ。この国の奴らは落とした財布を拾ってあげるなんて心。微塵ほども持ち合わせていない
 
 ”落としたらもう他人のもの。”
 
誰でも信じない。信じられなくなったヨーロッパから四ヶ月。
この瞬間から見ず知らずの人間は○○と思って接するようになった  
 
同時に日本の良さも再確認し、早く帰りたいと思った
 
まぁそんなに簡単な感情だけじゃなかったんだけど。
 

 
昼飯を食べながら思ったことは想像するか、僕のツイートした事を振り返ってみてください。
 
我ながら、この時の自分は荒れに荒れていたと思う
 
見て欲しくはない。
あの時の自分はおかしかったから
 
ホテルで傷心のママチャリを持ちバス乗り場へ
久々の雨。
やはり僕は晴れ男ではなく、気分で天候が変化する男だと思う
 

 
悩んだ末ここのバス会社で予約  
安かったことと、バス内にトイレがあったという理由
ちなみにボリビアのバスはほとんどトイレないです
あっても、運転手が洗うのがめんどくさがって開けないこともあるらしい
 

 
バス乗り場の外見
 
Terminal de Buses de La Paz
レストラン • バスステーション
ge0://sONXA5Y1oU/Terminal_de_Buses_de_La_Paz
 
Challapataまでバスに乗ることにする
ここに行くには、ポトシ行きのバスの途中で降りる。
値段は様々だったが最安値は30bs
自転車代30bsと言われた
 
やしまるさんが自転車代ただだって言ってたのにな?と思いながら、渋々予約
 
バスは夜8:00発だった。
バス乗り場は人が多く集まるため、盗難が多いので去りたかったが、雨だし、ホテルまでは遠い。
チャリも邪魔
 
仕方ないので限られた人しか入れないレストランでじっとしてた。
 
ごちゃごちゃ考えながら
 
そして時間が過ぎてバスの時間
チャリ代は乗車口の荷物受付で払えと言われたのだが、待たされた挙句、じいさん忘れたのか金を取られなかった
 
まぁ。ラッキー笑
 

 
しかもチャリはご覧の状態で荷物入れへ
そのまんまじゃん。フェリーかよ
 
バス乗り場の人も親切で気さくな人が多くて、ここなら何かあってもこの人に頼ろうと思った。
 
心配が尽きなかったが結局何も取られなかったが。
 
バスの中。
とても寝れなかった
 
Challapataに着いたのは1:00頃
バス乗り場で、完全にトドメを刺されたまま呆然としていた。
また寝れなかった。