夢ラン~笑顔×世界翔ける自転車~

これは21歳大学生が笑顔とともに世界一周する物語です

Day260 宝石の道② 超地獄登坂

11/19
Laguna hedionda→laguna honda→
Cerro Pabelloncito Ramaditas南側→
Tayka del Desierto付近のくだりの道脇
 
36km
 

 
【宝石の道②道路状況】
 
Lagua hediondaよこのホテルからフラミンゴがたくさん観察できる。宝石の道中で最も近い。
また、最も多くのフラミンゴが生息しているのでぜひゆっくり観察して欲しい。
 
Laguna hondaまでは六割乗れる。
しかしのぼりなので苦しい。この日は長い一日になるので、無理してここで消耗しなくていい
 
Laguna honda前に一つ湖があるが、ただの塩湖なのでスルーしていいと思う。
Laguna hondaの高台は景色がよく、山々と湖のコラボレーションを上から眺めることが出来る。ランクルの観光客がいるのですぐ分かると思う。
 
Laguna Honda
観光 • 観光スポット
ge0://oOFdL7iKcA/Laguna_Honda
 
 
ここを下ってから、10kmほど(?)は平地。実に気持ちが良い。全て乗れる。ここでリフレッシュするべき
 
草が生えてきたあたりから上りが始まる。この辺りの分岐で僕は左折を選択した程なくして、乗れなくなる。
無限の上り。平地もくだりも乗れるところもほぼない。 
まだ宝石の道を経験していない身からすると実に厳しい。
 
また、追い討ちをかけるように、安定しない自転車で片手を話すのも苦しいのに、ただアクセルを踏んでるだけの四輪車が手を振って応援するふりをして砂埃をもうもうと立ち上げていく。
 
応援には言葉だけでなく行動が伴うだろう。と思わされる。
こんなの告白しながら唾を吐きつけているようなものだ。
 
気に入らなかったら中指でも立ててやればいい
そのくらいこの道は苦しい。
初めにひどいことしてるのはランクルだし、少しでも楽になるならやってしまうと思う
 
ただし自己責任でお願いします
 
 
同タイミングでイギリス人チャリダーが走っていたのだが、彼は三年前の情報で右折(西野山の麓の道)を選択していた
 
彼はかなり軽装備だったので、実際超重量級自転車だとどうなるかわからないが、左折は実に地獄だったので右折を勧める
 
右折お勧め
ge0://wOFdL4aaDd/右折お勧め
 
 
8kmほど押して、登り切ったか?と錯覚されるが、曲がってみると最後に最もえぐいがれ場が現れてこころが折れる。
僕が登った時は既に午後の強風が始まり、誰もいない大地で叫ぶことでしか発散できなかった
 
Cerro Pabelloncito Ramaditas
山頂
ge0://kOFdMg9mOb/Cerro_Pabelloncito_Ramaditas
 
もしこの日taka del desiertoのホテルを目指すのであれば、山頂にたどり着く頃には強風だろう
 
ここからは中々の斜度のアップダウンを繰り返すが、深砂でほぼ乗れない。
 
ただ横殴りの風にフルボッコされる。辛い
 
 
ホテルは本線から少しそれなければならない。1-2km手前を右折する
 
ホテル右折
ge0://kOFXsqEe0Z/ホテル右折
 
ホテル2キロ手前で右折だが、先人達はわかりやすいと言っていたが、疲れ切っていて全く気づかなかった。
この時にはとても引き返す心は残っていないと思うので、こまめに確認して間違えないように。
 
Tayka del Desierto
宿泊 • ホテル • ▲4530m
ge0://UOFXp-c5M4/Tayka_del_Desierto
 
ここがホテル。僕はいっていないので経験はしていないが、行くとシャワー・充電をタダでさせてくれ、ホテルわきにテントを立てさせてくれるらしい。
 
ただ、ホテルに行くまでの1-2kmは登るということと、次の日ホテルから本線に戻るまでの道が中々深砂で辛いらしいのでどちらをとるかはご自身の判断に任せる
 
ちなみに、僕が泊まった本線脇の谷間は砂しかなく、風よけもないので日が沈んだ頃は風が強すぎてテントを立てるのも苦労する。
 
道路脇から逸れるのも大変だが、日暮間近ならばランクルすら通らないので問題ない。
 
夜は風邪は止む。20:00すぎにはやむ
 

 
食堂の窓からフラミンゴを見ながら
 

 
こんな高級ビュッフェを食べれる
ホテルエコロッジロスフラミンゴ宿泊オススメです
 

 
その後はこんなフラミンゴを観察できる。
ただしゆっくりするのは厳禁
 
ここでゆっくりした分、午後には地獄の突風が深砂地帯で待ち受ける。
 
宝石の道では鉄則だが、早朝出発を勧める。工程にもよるが、朝はここでフラミンゴに惚れてゆっくりし過ぎないこと。
 
僕のような限界RIDEになります

 
エコロッヂロスフラミンゴ
 

 
イギリス人世界一周チャリダーのニック 
実はウユニで同じ宿に泊まっていた。
 
彼のが先に出発したのだが、いつ抜かしたかは謎
 

 
まぁ写真撮ってたら出発遅かったし、また抜かれたんだけど
 

 
先程何も無いと言った湖。
塩湖しかない

 
朝6時半から走ってるニックはlaguna hondaで昼飯。
僕はビュッフェで腹苦しいほど食べたので食べない。
というか、僕はいつも昼飯を食べない
 
この九ヶ月で食べなくても走れる体を作ったから
 

 
ニック少量装備なのに、チェアーを持ってる
どっかの一番一緒にいたチャリ部同期のようだ

 
Laguna honda最後の坂をのぼり

 

 
到着

 
平地は実に楽しい。
どっちの写真がお好き?

 
草が見えてくると

 
初めは乗れるが

 

 
途中から深砂

 
登り切った時はご覧の表情
…登り切ったと思ったのに岩の間を抜けてみると
 

 
ご覧のがらば
 

 
叫ぶ気力も残ってないほどメンタルにくる。
 

 
登り切ったと思ったら今度は超爆風に襲われる
 

 
砂しかない砂漠のアップダウン
 
苦しみすぎてホテルへの入口をまちがえた
でもまぁ後悔はしてない
 
ホテルへ行かなくても水は足りてた  
10l以上運んでればそうなるわな