夢ラン~笑顔×世界翔ける自転車~

これは21歳大学生が笑顔とともに世界一周する物語です

Day278⑵ 爆走アウストラルダート

12/7
 
【続き】
 
いかにも林道らしい道を走り抜ける

 
上裸でねw
 

 
この日の走行距離が100kmに届こうかというころ、やっと本日の目的地リオトランキーロの看板が見えてきた
 
そうだ。今日はここでアウストラル街道唯一の観光ツアーの予約をしなくちゃいけないんだ
 

 
リンドウと同じ色をした巨大な花が見られるようになる
 

 
しばらく下って上りが始まった頃、南米第2。チリ一番の湖general carreraが姿を見せる
 

 
道の周りには滝が沢山
 

 
川湖緑。そして空の青のコントラストがあまりに美しかったのでつい写真
 

 
山も見えたここならとてもいいプロフィール写真が撮れると思い全力で自撮りした
 

 
130kmもすすんで、ツアーの予約もしなきゃいけないってのに良くもまぁこんなことやってたもんだ
 
この旅一番のお気に入り写真が撮れたから良しとする
 

 
その道を下って
 

 
湖畔沿いを走る
なんて美しい青色なんだろう。今改めて写真を見返しても思う
 
ここから同じ湖沿いを走っているというのに、場所によって青の色が異なるのだ。
 
エメラルドブルーに透き通るような水色、宝石のような深い青。
一言で”青”というにはあまりにカラフルだと思った
 

 
湖畔沿いはアップダウンが多く、最後の看板を見てからの27kmが果てしなく長く感じた。
やっとこさ16:30頃街に到着
 
 

 
リオトランキーロに到着
 
街に入って左側すぐのツアー会社に値段を聞いてみたが、事前に調べていた値段より高かったので、ここでは辞める
 
街の中心街(と言ってもとても小さいのだが)に来てすぐ左側、湖畔に10軒ほどツアー会社がかたまっていた。
ここで1番雰囲気の良さそうな一番左手前のお姉さんに話しかけると、気さくに対応してくれた
 
値段は先程伺ったところと変わらない。
よくよく話を聞けば、マーブルカテドラルは5種類ほどあり、安いツアーは3箇所くらいしか行かないらしい。
 
値段の高い1時間半ほどかけるものは少し高くなるが、5箇所全てを巡ってくれるらしい
 
キャンプ場とのセット料金もあると言われてそれで踏切ったのだが、よくよく聞いてみると、キャンプ場は完全に別料金だが、てんとでとまると割安にしてくれるらしい。
 
で、大事なのは
 
オープンが今日
 
 
ということ。
少し悩んだが、初めての客になれることなど滅多にあるものでもないのでここに決める
 

 
初めての客は日本人世界一周大学生チャリダーです。
希少価値は高いかと思う^^;
 
猫や犬や鳥や牛までなんでもいる。
しかもどいつもこいつも門を開けたら脱走する身勝手者ばかり。
 

 
これがキッチン。まだ未使用。
けど中古品を買い集めてきた感が否めない
 

 
にゃんこはニワトリに続いていい子
 

 

 
こいつが問題児。
スペイン語で噛み付くという意味の名前をつけられたかま本当にそのとうりで、初見のお客さんの僕の足に思いっきり噛み付く始末。
 
何度かやられ、ついに堪忍袋の緒が切れ蹴飛ばしてしまったのは申し訳ない。
けど躾がいけない
 
スーパーに買い出しに行ってから、湖畔でぼーっとしていた。
 

 
いろんな葛藤をしながら走っている。
休息日無しで走りつづけ、今日なんて150も走り抜けた。
心も体も限界だが、日本までの日数も割合から考えれば残りわずか。
こうやって、ぼーっとすることで回復しながら、ウシュアイアまで全力で走るしかない
そうすれば、やっと、ずっと、楽しみにしていた日々がやってくる
 
その日までは、心身ともになんとかもたせて走る。その覚悟を決めた
 

 
かじるワンコは人のテントの食べ物を終始狙ってくる。
 

 
本日オープンのキャンプ場の入口。
ちなみに場所はここです
 
Fauna Patagona
レストラン • キャンプ場
ge0://4GvKbA1Rs4/Fauna_Patagona
 
地図にはまだ載っていない場所なので、大体の場所だけ。
 

 
人の飯を食べるとはこのような感じ↑
自撮りできるほど噛まれるってことは、頻度はこんなもんじゃないってわかったでしょ?
 

 
宿のオーナーさん達と
 

 
まだキャンプ場の設備を整えているところ。
これは手作りの看板。
 
ちなみに彼氏さんはスペイン人です。
バックパッカーをしていたら彼女さんに出会い、ここでキャンプ場を開くことが夢だった彼女についてきて定住したらしいです。
 
なんて波乱な人生だ…!