夢ラン~笑顔×世界翔ける自転車~

これは21歳大学生が笑顔とともに世界一周する物語です

Day293 Let's party

12/22
83.84km

 
昨晩は部屋の隅でマットとシュラフを引いてしゅらぽんした。
ストーブのある部屋の中なんだからなにも文句はない
 
 

 
午前は横殴りの風の中進んだ。もういつも通り
 
”風づら”い””
 
しか言うことがない。
 
途中疲れて

 
この排水溝で寝ようと思った。
でも本当に数十キロなにもバス停等風避けになるものがないような場所だったらこの中で寝るしかない。それがこのパタゴニアを通過するサイクリストの通過儀礼なのだ
 

 
街まで辛いしか言っていなかったので写真も特にないが街に着いた
 

 
戦闘機や戦車もあった気がする。軍事用のものを作っている街なんだろうか
 
この街に入ってからがこの日の1番ハードだった。これまでの風の1.5倍ほどの突風が吹き荒れた

 
この日の宿はもう決めていたのだが、その宿は街の南の端。移動距離は必然的に増える 
パタゴニアで突風が吹いた時橋をわたる苦し差がどれくらいかと言うと、自転車に乗れないほど
 
海からの風が遮るものなく吹き込む川の上ではもろに風を受ける。50kg超の荷物を支えるだけで手一杯でこの数百メートルの橋を越えるのに何十分もかかった
 
この橋だけで体力は使い切った 
 
そしてこの日の宿。着いた時はいれなくて焦ったが、遅れておばあちゃんがやってきた。
そこそこサクサクのWiFiを楽しみながら橋を渡ってすぐのスーパーで買った菓子パンを頬張る時間は幸せそのものだった。
 
おばあちゃんもお腹すいてない?って言ってかまどで作ったシチュー出してくれるし  
 
食べ終わっておばあちゃんが買い出しに行く間留守を頼まれる。初見で信頼されてて光栄です。
もっと嬉しかったのはスペイン語で会話してたら上手い!と褒められたこと。おばあちゃん褒め上手で僕はもう上機嫌
 
留守番の間はこの
 

 
にゃんこと
 

 
一緒に寝てた
幸せなり
 
僕が到着したのは3時頃前だったのだが、時間が経つにつれてスペイン語、ドイツと色々な国籍の人達が集まる。
そして僕は管理人のように誘導
 
夜は
 

 
みんなが持っているものをかきあつめて
 

 
パーティ!!
オーナーのおばあちゃんめちゃくちゃおちゃめじゃないですか?

 
パスタと
 

 
ワインで乾杯🍻
 

 
夜遅くにはギターを持った酔っぱらいの愉快なおっちゃんも来て、賑やかな夜になりましたとさ