夢ラン~笑顔×世界翔ける自転車~

これは21歳大学生が笑顔とともに世界一周する物語です

Day294 アルゼンチンのママ

12/23
リオグランデ→トルウィン
113.28km
 

 

 
宿のおばあちゃんと可愛い猫とお別れをして出発。

 
朝起きたら外で寝てた。入れてあげればよかったな
 

 
出発の時おばあちゃんが言ってくれたことは忘れない。
 
”たくみは今とても疲れているみたいだけど、これからも自分が正しいと思ったことをして生きていけば、いつか必ずいいことがある
困ったらまた来なさい。私はまたここであなたを迎えるから”
 
不覚にも号泣した。
おばあちゃんはアルゼンチンのママとしてこの国で一番大好きな人になった。
必ずまた来たいと強く思った
 

 
アルゼンチン前半のパンパとは変わって、緑の多い地帯を進んでいく。これは昔使っていた橋なんだろう。仮に整備されていたとしても走るの怖いなと思わざるを得ないオンボロさ
 

 
ついにゴールまで200kmを切った。
 

 
だんだん減っていくゴールまでの距離にこれまでの旅路とこれからへの想いを馳せていた
 

 
本日の目的地のパン屋さんの看板がちらほら置いてあった
 

 
日本のソニーが誇る一大人気ゲーム機も置いてあるんだから日本の影響力を感じざるを得ない()
 

 
この日だけで100km以上近づいてしまった。旅の終わりは本当に近いんだ
 

 
街の角。大通りから街への北の入口の看板。ここから街へはしばらくダート
 

 
街に入ると思っていたより閑散としていて驚いた。なにせ有名なパン屋さんのある街で栄えていると思ったからだ
 

 
到着したパン屋さんの入口
多くのお客さんで賑わっていて僕が行くとたちまち人に囲まれた
 

 
ここのエンパナーダという具入りの巨大餃子のようなパンが非常に有名で賑わっている。
 
次の日の朝にいくつか食べたので見てほしい
 

 
これがコーヒーマシーン。お金を払うとコインを貰えて、そのコインで使える
 

 
飲食スペースはこのおっちゃんの像に見つめられている。創業者はお医者さんなのかな。
 

 
ココアとエンパナーダ5個
沢山食べたけどじゃがいものが1番美味しかった。
(ここだけの話エンパナーダだけならボリビアラパスで食べたあげエンパナーダの方が美味しかったし、皮も暑くカリカリで美味しかった。こっちはふにゃふにゃで具が少ない印象(小声))
 
ここに来た理由はもうひとつあり、ここの店主さんが旅をするチャリダーに非常に優しくしてくれ、なんとチャリダー用の部屋とベッドがありそこで泊まれるのだ
 

 
つくと同時に雨が降ってきたので本当に助かった。仮にトルウィンについて居なくて野宿していたとしても雨に当たっていたのだ。
 
店主さんには感謝しかない。
 
疲れきっていたので、WiFiの届く部屋で犬に吠えられながら動画を作っていた。
 

 
夜は気づいたらその窓のひとつも無い部屋で寝てしまった。  
残念なことにこの日は1人だった。
 
店主さんは本当に優しくて感謝しているけど、一人寂しく窓なしの部屋で迎える雨のクリスマスはちょっと寂しすぎたかな^^;