夢ラン~笑顔×世界翔ける自転車~

これは21歳大学生が笑顔とともに世界一周する物語です

Day296(2)いっしょに行こう

 
12/25
 
さて、この一緒についてきた野良犬のサバカンですが
 

 

 
頑張ってついてきます
 

 
でもかなり気まぐれで右側行ったり左側に行ったり、、
でも賢いのが、車が来て邪魔になりそうな時に呼ぶとちゃんとそばに来る。
 
再確認だけど、つい一時間前に会ったばかりだよ?飼い犬じゃないよ?
 

 
共に旅を続けるうちにラパタイア国立公園に到着。いよいよ本当のゴールがすぐそこだ
 
 
ここで事件が。
共に走ってきたサバカン。このまま共にラパタイアまで行って共にゴールかと思いきや…
 

 
捕獲!!!!
 
え!?と思ったが、なんと国立公園には野犬は入れないのだそう。
驚くのがこんなことがしょっちゅうあるのか、ちゃんと獣用の檻が用意されているところ
 
これがなかなかショックで、何もかもついてないなぁ。と思いながら1人で進むことに。
 
せっかく最後だけでも面白くいいことがあると思ったのになぁ
 

 
相変わらずダートが続く
 

 
しかし自然が増えて国立公園に入ったことを実感する。
残り4km
 

 

 
自然がかなり豊富で、緑色の海(湖?)や野生動物が沢山いた
 

 
天気も良い

 
途中にはトレッキングのルートがいくつもあり、普通の観光に来てるお客さんたちはトレッキングを目当てに来てるようだった。
ちなみにあまり面白みはなかった
 

 
そしてついに国道の終点ラパタイアに到着。
 
これにて、世界一周完了です!
 

 
実は南米大陸の端っこではないのだなぁと、この地図を見て改めて気づく
 
人が簡単に立ち入れない自然が続いているんだ
 

 
 
先人の投稿でよく見ていた南米縦断達成のあの看板に自分もたどり着いた。
 

 
ここまで世界一周してきたと言うとこの場では有名
 
 

 

ラパタイアの先の海を見にトレッキングをしに行ったらバイク夫婦にお祝いされた。曇りで見所は特になかったのでそのまま引き返す。

端っこと言ってもここは入江でまだ南側には陸が残っているので景色的には最果て感は無い。

 

 

来た道をもどり、サバカンを拉致られた国立公園の入口にたどり着くと警備員にとめられた。

なんだろうとヒヤヒヤしたが

 

 

なんとサバカンがいるではないか。

 

また一緒に走れるとテンションが上がる僕

 

 

どうやらトラックで連れて帰るのが面倒らしく、街まで連れて帰って欲しいらしい。

絶対ウシュアイアの町まで連れて帰れるか?と聞かれたが、それはサバカンの気持ちを読めということであり、そんなの無理。

知りたいならサバカンに聞いてくれ。と思いながら僕は元気に答えました。

 

はい!!!

 

着いてきてくれんだろ(テキトー)

 

 

走り始めるがいなやう〇こしてる

 

 

でもその後はちゃんとついてきた!

 

 

 

橋を渡り

 

 

砂利を超え

 

 

相変わらずめちゃくちゃ遅いが、ちゃんと付いてきてくれるこの子に愛着を持たずにはいられない僕でした。

 

【続く】