夢ラン~笑顔×世界翔ける自転車~

これは21歳大学生が笑顔とともに世界一周する物語です

Day5 Happy holy!!!!!

 
3/9
ポカラ 
2km
 
突然ですがホーリーをご存知でしょうか

 
インドのバラナシなどが特に有名なのですが、とりあえず街の人達が無差別に粉と水をかけられドロドロになるお祭りです。
この日だけはカーストに関係なく誰にでも無礼講なのでインドは特に凄いんだとか
 
 
このお祭り
出たくないですか???
 
 
元来ぼくはドロドロになったりずぶ濡れになったり、限界まで体を汚くして騒ぐのが大好き人間でして。
そんな人間にとってこんな離れた場所の、年一回のお祭りに出られるタイミングに来てしまったら出たくならないわけがないんです笑
 
というわけで、高度順応のために儲けておいた予備日を一日消費してポカラ延泊を決定。
 
 

その決定は渉さんオススメの店で朝食のトゥクパを食べ、ホテルに帰る途中で決まった。
 
明日が本番だと思っていた祭りの本番は今日だったのだ。カラフルに染った観光客を見て参加を決定。
 

参加する前に昨日締め出されたツーリストオフィスに行ってネパールのトレッキングビザTIMSとアンナプルナのトレッキングビザを入手。結局どちらのビザも手元のカード用と控え用に2枚ずつ写真が必要で計4枚必要だった。
ネパールの連絡先もホテルの住所を書いておけばよいし、特に難しいところはないと思う。
 
ホテルに戻ってふたりと合流してから再び街へ繰り出す。まず粉をかけられてもいいようにホーリー用のtシャツを購入。それを着て街ゆく粉を持ち、カラフルに染った人達に
 
HappyHoly!!
 
の挨拶とともに粉を掛け合うのだ。見ず知らずの人たちと楽しめる魔法の言葉。街の子どもたちとふれあい、観光客と騒ぎあい、めちゃくちゃ僕好みの祭りだ。
こうやって色んな人達と話してみたいから僕は海外旅を辞められない

街のわんちゃんたちもホーリーを楽しんでいた。かけられただけだけどもなんだか可愛い
 

街中にはこのようにいつもはスナックを売っているお店も粉を売っている。
これで道行く人達を見るも無残な色に染め上げることができるのだ。
 
道行く人達に投げつけられながら着いたのは昨日のmoonbowのお店。
渉さんが挨拶に行くつもりだったらしいのでついでにチャイをいただく

この雰囲気が良すぎてずっとぼーっとしてられる。祭りがなければ静かでとても落ち着いた場所だ。
 

しかし渉さん犬をあやすのが上手い、うますぎてあられもない姿になってる
 
 

ポカラの西側。ここら辺は街中と違ってとても静かで居心地がいい。渉さんが沈没した理由もよくわかる。
僕も沈没したい。
沈没できるだけの時間とお金が欲しい。
 
途中またディズニーランドへ。
昨日からずっと乗りたかった観覧車に乗る

パッと見は普通の観覧車だがこの観覧車、一周15-20秒しかかからない。見てるだけで驚くほど早いとわかる。
その上ゴンドラは慣性のまま左右に勢いのまま揺れる。観覧車という名の絶叫マシーン。こんな面白いもの乗らないわけに行かない。
 
久美さんと2人で乗った。渉さんは絶対乗らないという強い意志。寂しい。
 
乗ってみると初めのくだりはほぼ自由落下に感じた。これが5分ほど続くというのだからグロッキーになりそうだったが、乗れば乗るほど楽しくなった。
 
結局少し酔ってふわふわした感覚になったが思ったより怖くはなかったし楽しむことが出来た。
 
 

一旦ホテルに戻って久美さんのTシャツとスカートをゲットしてから再出発。湖沿いの景色はとてもある着心地がいい。
 
再出発する頃には真っ暗になってしまい、ホーリーで投げ合う人達もめっきり居なくなってしまった。
しかしまだ投げていない遊び足りない日本人三人組は強硬策に出る。
 
ホーリーで汚れた人達を見かけたら自分からその人たちを止めてしまい、
Happy horry!!!
と叫んで反応がよさげなら塗ったくる。
 
みんなとても楽しそうだった。
色んな人と話したい僕にとってこの祭りは最高に楽しかった。
 

夕食は贅沢にたくさん種類を頼んだ。
ビールは渉さんが奢ってくれた。なんてかっこいい大人だろう。
 
その後閉園直前のディズニーランドに再訪し射的をすると

子供乱入
 
意気投合した(訳:ホーリーでお互い粉まみれにした)あとは一緒にバイキングに乗る

このバイキング180°回るくせに体を止めるものは何も無く、それどころかたって乗ることも出来る。
 
そんなめちゃくちゃな状態で自撮りしたから見にくい動画だが、この躍動感はなかなか気に入った
 
最後はゴーカートでバトルして、帰路につく。
しかし子供はまだ着いてきて、粉も追加で買って静まった街の中僕と子供だけひたすら粉を掛け合い水鉄砲でずぶ濡れになる。
これが健康的()23歳大学生である。 
 
このままだとずっと着いてきそうなのでどうしたものかと思っていると、渉さんが帽子をあげることで大人しく帰路についてくれた。
 
完全に某海賊冒険漫画の

これだった。
勘違いしてはいけない。シャ〇クスではない。ワタ〇クスである。
かっこよすぎたので僕もいつかやることにする。
 
最後に夜食を食べてレストランへ戻る

2日間本当に楽しかったです。ありがとうございました。
 
そして一日中ホーリーをエンジョイした一般大学生と当時の服がこちら。

対戦ありがとうございました!!!!
むちゃんこたのしかったです!!!