夢ラン~笑顔×世界翔ける自転車~

これは21歳大学生が笑顔とともに世界一周する物語です

Day6(1) 荷物が重い…?

3/10
Pokhara-besisahar
113km

 
朝7時。
2人が眠る中街中に出て、お金をおろし、適当に空いていたレストランで朝食をすませる。
インド人とカナダ人のおっちゃんに今回のコースをめちゃくちゃ褒められた。動物園がとても面白いのでぜひ行って欲しいとおすすめされた。meghari national passと言うらしくて、ライオンや象などまるでサファリのような場所らしい。
コロナに関してもオリンピック今年は無理だろうな〜〜という会話で終わることがほとんどで、日本人だからと非難されたことはまだない。
出発前の心配はどこか吹っ飛んでいた。
 
いい人たちばかりで既にこの国のことは大好きだ。
 
9:00頃、挨拶と準備を済ませて出発
 

標高1600のポカラからの一気に380まで下げてまた登り返すルート。
街中は危険で走りにくいが、郊外に出れば路面が悪いだけでさほど辛くはない…はずなのになんだか荷物が重いぞ…?

左手に街や山々を見下ろしながらどんどん下っている…のに自転車が進まない。
週2.3で運動していたのにこんなに体力が落ちているのか?しばらく寝込んだ時期があったからかもしれない
 

この赤い花、ネパールの至る所にあるのだが非常に面白い形をしていて美しいので今度ズームアップして投稿します
 

 

バイクの教習所。
ゴーカートのコースですと言われても納得のいく広さ。
 

ダウマリの街からDumreまで峠があった。またまた進まないので途中休憩…をしていると地元の人達がやってきて金ごいされる。
なにを話そうとしても金しか言わないので仕方なくすぐ出ることにした
 

峠の下り始めたところでチャリダー夫婦に出会った。ディアーナとレオナルド。
コロンビアを出て明日で3年が経つらしい。共にご飯を食べ、一緒に走り楽しい時間を過ごせた。
もし開催したら8月に東京目指したかったと言っていたが…残念だ。
久々にスペイン語を話したがなかなか忘れていてちょっとショックだった。勉強し直したいな

楽しい時間でした。
 
そこから下るだけで今回の旅で最も標高の低いDumreに到着

人が多い街の中でレストランや宿を探すのは苦手。その上レストランの中に自転車を入れられないときたものだから防犯面も心配だ。
 
結局中心街のあまり人がいないところで自転車の半分くらいは中から確認できる席で、定食のダルバートと焼売と餃子を合わせたモモを頂いた。

全然食べすぎた…
 
街の外れで水を買うと、やたら心配してくれた。というか、この国入ってからやたら歳を聞かれる。
気をつけてな〜〜 
と沢山言ってくれて嬉しいのだが、決定打は子どもみたいと言われたことだ。
 
つまり日本人の子どもが1人で海外ツーリングしてると思われてたってこと。
 
2週間かけて立派に伸ばしている髭を見ろ!!(ほぼない)
 

ここからまーたしんどい上りが始まるのだった…
 
【続く】