Day119.120 出会った全ての人たちへ
6/30.7/1
Cairns▶Cairns interenational airport
20km
毎日が濃厚すぎたケアンズの生活も今日で最後
7/1には3ヶ月過ごしたオーストラリアを離れる。
毎日が濃厚すぎて(と言い訳をしてみる)やっていなかったこの国で済ませなきゃいけない作業を終わらせて。
慌てふためいた末に、お世話になったホームセンターBernningで店員さんと相談して、特大ダンボールを手入れして自転車に合うサイズにすることになった。
もう見ることの無いお世話になったホームセンターにすら情がわく
オーストラリア最後の自転車は夜。
晴れが続きに続いた。この3ヶ月でレインウェアを使った回数はたった二回しかなかったのに、最後の最後のケアンズで悪天候に当たるのもなんだか笑えてきた。
そんな雨の匂いのするジメジメした夜の道をいろんなことを考えて走った。
初めてツーリング中に泊めてくれたスティーブ
夜の草原を獣に怯えて走って、雨が降り出して転がり込んだホテルという看板のある店はまさかのパブで。
そこで泊めてくれたスティーブと、その家族。猫のレイズや犬のケイティ初めたくさんのペット達には本当に癒された
信号に止まっていたらうちに泊まりなよ!と声をかけてくれたスチュアート
彼女はほんとうにまた会える気がする。また会いたい。
三回であったギャビンアマンダと一緒に走った三日間。お別れしてからもずっと僕のことを心配してくれた
ヨットで東海岸を旅していたジェイス
フェリーが運休した間たくさん話したなぁ。愛犬シャドーは可愛かった
キャンプ場代が高すぎて宿泊をお願いしたら快く引き受けてくれたVickyとLEX
次の日には観光地の橋を一緒に歩いた
。
。
。
きりないや
やっぱり思い出すのは出会いばかりだった。
その優しさと笑顔が僕にとっての一番の宝物だった。
その瞬間その場所にいて、その行動をしていなかったら会えなかった、奇跡とも言えるその出会いが、
この国で過ごしたたった三ヶ月をこんなに満たしてくれた。
大切な人と一年間の別れを告げて泣きじゃくって悲しみの底にあった僕の心を満たしてくれたのはそんな人達の笑顔と優しさだった
土地の大半を砂漠が占めるこの国の、一番のオアシスはそこに住む人達の笑顔と優しさだった。
オーストラリア
優しさで溢れた最高の国だった。
機会があったら、また来たい。必ず来たい。
旅を終えて、たくさんの経験をして、その経験をもってお世話になったたくさんの人たちに会いに来たい。
その時は、出会った人達の経験も聞いて、奇跡だけど、かけがえのない出会いに感謝して、
笑い合おう
空港に着いてからも、有料のカートをケチっていた僕に、セキュリティのおじさんがカートを持ってきてくれた。
最後の最後まで支えられてばかりだ
空港は閉まっちゃうから外で寝てくれと言われて、元気におっけー!といったら監視員さんの方が驚いていた。
よくテント禁止宿泊OKの場所でしゅらぽんをした僕らしい最後の夜だった
月の変わった7/1
3ヶ月過ごしたオーストラリアを離れました
お世話になった全ての人達に。
"ありがとう"
7/1 12:00
— こばたく@🚴世界一周in🇵🇹 (@smaileciyrcle) July 1, 2018
86日間、5820km自転車に乗って過ごしたオーストラリアを離れます!!
一緒に潜って。ご飯食べに行って。アイス食べて。お酒飲んで。踊ってて…最後の最後まで笑顔の耐えない笑顔に溢れた国だった!
次のステージへ行ってきます!!#smaileciyrcle #cairns #seeyou #Australia pic.twitter.com/vWrFdAjnDb
次の行き先はポルトガル!!
いろんな想いとたくさんの思い出を抱えてオーストラリアを離れた
3ヶ月ぶりの日本は緑で溢れた国になっていた。
天気は快晴。雲の隙間から見える富士山を見てようやく実感が湧いてきた。
"日本に来たんだ"
そして
入国をすませて歩いていると、
僕に気づいて走ってくる子が一人。
溢れ出す涙をこらえるので必死だった
両手を広げて、飛び込んでくる彼女を抱きしめる
二人ぐっちゃぐちゃになって笑いあった
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